地上の楽園「カシミール」の特産工芸である「ジャマワー
ル」。そもそも『ジャマワール』とはショールを意味するものです。カシミールの王侯貴族たちはこの生地を「ワール」単位で購入して「ジャマ(ガウン、ロー
ブ)」として使っていたためそれらを「ジャマワール」と呼ぶようになったのです。ショールとしては最高級とうたわれる「ジャマワール」は15世紀の初め頃
から作られ始めたといわれています。ひとつのショールを完成するのに数年もかかる非常に手のこんだ作業を必要とするため、ジャマワールを作り上げる過程
で、技術者たちはほとんど盲になってしまうというほどに過酷なものでもあったのです。そしてこの非常に美しいジャマワールを「発見」したヨーロッパ人が自
分達でも作り上げたものがあの「ペイズリー」と呼ばれるものなです。ペイズリーとは、最初にジャマワールのコピーが作られたスコットランドの地名から得た
ものです。ペイズリーが6〜12色ぐらいしか使わないのに比べてオリジナルのジャマワールは250色も使うということだけでもその凄さが分かると思いま
す。今ではそういうオリジナルのジャマワールは美術品としてしか見る事が出来なくなってしまいましたが、カシミールで作られている逆輸入されたこの一連の
ジャガードも総称して通常は「ジャマワール」と呼ばれているのです。
今回はそのジャガードジャマワールに新たにボイルドウール生地のものが加わりました。ウールを縮絨させているため、縮んでくしゃくしゃ・モコモコした感じのウール。目が詰まっているため風を通しにくく暖かです。この独特な感触も気持ちよく楽しいですね。洗練された大人のお洒落を楽しめるストールです。 .....詳細